ワイヤーフレームを作る際に便利なプラグインのご紹介です。
デザインの前段階としてワイヤーフレームを作ることがあります。
ワイヤーフレームを作ることで、サイトやアプリのレイアウトや仕様を決めることができます。
弊社では半年ほど前から、ワイヤーフレームが盛んに作れられるようになりました。
今回は、私自身がいろいろと試してきた中で、作業効率を上げてくれるなーと思ったプラグインをご紹介します。
まず、ワイヤーフレームでどのような作業をしているのかを整理してみます。
大きく分けて以下の6つを行っています。
1. 大まかなレイアウト
どこに何がくるのか、どのようなコンポーネントを配置するのか、大まかなレイアウトを決めます。ピクセル単位の詳細なレイアウトは必要ありません。
2. ボタンや入力時の挙動
遷移するのか、何かしらのアクションを起こすのか、入力を受け付けるのか等を決めます。
3. 画面のどこにどう配置するのか
テキストは何寄せなのか、ボタンは固定かなどを決めます。
画面全体の大まかなレイアウトと分けているのは、ここで議論したいのは画面全体ではなく、要素内の配置ということです。
例:左寄せ, 中央寄せ, 右寄せ, ある要素のすぐ上, 画面下固定など
4. サイズの比率
要素のサイズ比率を決めます。正方形なのか、16:9なのか。正確なサイズは必要ではありません。
例:画像のアスペクト比
5. ボタンの種類
ボタンの種類を決めます。
例:primary, outlined, textなど
6. 遷移先
遷移する場合、どこの画面に遷移するのかを決めます。
おすすめのプラグインはコチラです! https://www.figma.com/community/plugin/1071077298865016770
こちらのプラグインは本当に良くて、特に下記の機能が個人的に優れた点だと考えています。
種類が豊富です。
ボタンはFill、Outlined、Plainの3種類を切り替えられ、さらにアイコンを前につけたり後ろにつけたりできます。
コンポーネント構造もわかりやすいです。
例えばこんなものが作れます。
figmaでは、コンポーネントにテキスト要素を登録すると、コンポーネント利用時にプロパティに出てきて簡単に編集できるようになります。
現状はそれがないので、対応してくれたらもっと利用しやすくなるなーと思っています。
最近、テンプレートのUIflowキットを利用することで、画面遷移をパっと見でわかりやすくするなどの試みをしてみました。
実装時にどれくらい有用かはこれから検証していきたいと思います。
コチラのテンプレートを利用しました。
プラグインを使うことで、ワイヤーフレーム作成の効率化ができます。
ぜひ、ワイヤーフレーム作成の際にご活用ください!