エンジニア以外もできる!不具合調査の方法について書きました。
Webサービスを運営していると、不具合からは逃れられません。
大小いろいろな不具合に、日々皆さん対応していることでしょう。弊社でも、毎日いろいろな報告が上がってきます。
私はエンジニアではなくデザイナーですが、不具合の報告を受け、調査を試みることがありました。しかし、コードを読んでもわかりませんし、そもそもどこから手をつければいいのかわかりませんでした。
そこで、CTOに教えていただいた不具合調査の方法をまとめました。
エンジニアではない人でもできることも多いので、初心者の人やエンジニア以外の人にも参考になると思います!
不具合が発生したとき、まずすべきことは、不具合が発生した状況を明らかにすることです。
まずは起きた状況を報告者に聞きます。再現状況について聞くのが難しければ、録画をお願いするといいでしょう。
次に、本来であればどのような動きが望まれていたのか、報告者は何をしたかったのかを聞きます。
その不具合が起きたことで、報告者がどのような問題に直面しているのかを聞きます。
状況の確認をしたら、次に、再現するものとしないものの境界をさぐっていきます。
確認ポイント
下記に条件の例を挙げます。下記のポイントを一つひとつ確認しながら、発生条件を絞り込んでいきましょう。
ここまで調べられたら、ついに実際にコードを見る番です。
エンジニア以外の人は、ここでバトンタッチし、エンジニアに調査を依頼しましょう。
上記の方法を使うことで、エンジニア以外の人でも不具合調査をある程度行うことができますし、エンジニアに依頼する際、より具体的な情報を提供できるようになるでしょう。
また、上記だけで解決できる不具合も意外とあります。(経験談)
例えば、登録していたメールアドレス誤植があったり、アカウント有効化の期限が切れていただけ、設定ミスだった場合などがありました。
ユーザーに安心感を与えるより良いサービスを提供できるように、不具合調査の方法を身につけていきましょう!!!!