プロダクト会に一人に参加することがあり以下のような不安を感じていたため。
プロダクトの管理する人の、考えや仕事内容を理解すればこの問題が解決するのではと思いプロダクトマネジメントについて書かれている本を読んだ。(本当はおすすめされただけです)
説明する内容
※ 内容は、主に書籍「プロダクトマネジメントのすベて」について書かれていることである。
プロダクトマネージャーの仕事は、一言で言うとプロダクトの成功させること。
プロダクトを成功させるには、3 つ要素が必要になる。
各要素は、それぞれ実現しようと行動する時にトレードオフの関係にあるのでバランスを取る必要がある。
例 : 事業集積を上げようとし、広告をサイトに貼りまくる(事業収益を優先して、ユーザー価値を犠牲) -> ユーザーに関心がある広告を貼る (事業収益とユーザー価値のバランスをとっている)
プロダクトに関わるあらゆるプロセス(ビジョンの構築、戦略立案、開発,UX)の意識決定に責任を持つ。
関わる領域が広い(ビジネス(収益性)、ユーザー体験(UX)、実現可能性(テクノロジー))
責任も持つことは、今ない専門性を得るために専門性があるメンバーを探す or 自分が専門性を見つけること なのでプロダクトに対する興味・情熱が求められる。
プロダクトに関わる人も意思決定に責任こそ持たないが、プロダクトマネージャーのようなプロダクトへの興味・気持ちを持つべきだと感じた。
プロダクトマネージャーの考えを理解し(プロダクトのミッションやビジョン)、プロダクトを成長させると言う意識を持つことで、各レベルでプロダクトとしての方向性にブレがなくプロダクトへの成功に近づくことができる。
プロダクト作る際には、どういう価値を提供したいとか、誰が使うのか、ユーザーが困っていることを考えるプロセスがあるはず。
ただ、残念なことにそれが正しいのかどうかは検証して見ないと分からず全ては仮説となる。
それらの仮説が互いに連鎖している。(仮説が前提の条件になっている) 仮説の関係性を整理しておかないと、一貫性のないプロダクトになってしまう。
仮説の連鎖を可視化するための、4階層の分割
これはプロダクト全体レベルだけでなく、機能の単位でも言える。 ある問題がある時に、それへの解決策は仮説であるので検証しないと結果が分からない。
この時点では、ビジョン実現するために何で、誰の何を解決するかが決まっている。 ビジョンの実現のために行動表となるロードマップを作成する。 ただいきなりビジョンの実現を達成するのは難しいため、段階を踏んでゴールに進めるようにするのがいい。
一度に全ての機能を実装するのではなく、段階的に実装していく。
段階的にやることで、経過通りに進めるか変更するか検討できる。 もし思ったほどの効果があがらなかった時にダメージが少なくて済む。
マイルストーンは適宜更新される可能性がある。(別で優先度が高いタスクが発生) マイルストーン(どういう順序)、mvp(必要最低限)の認識のずれがあると重要なタスクの優先度が変わってしまう。
機能追加・新規プロダクトの追加は仮説を元に(リリース前に検証できるものがある)実装して検証される。
プロダクトに関わる人間がプロダクトマネージャーのように熱意を持ってこのことを理解していれば躊躇せずにチャレンジできるようになる。
また、ビジョン実現するために何で、誰の何を解決するかを理解していれば必要でない機能についてはやらないと意見することもできる。
タスク間の優先度については、提示されているロードマップ・マイルストーンを認識し段階的に進めていくことを認識すれば重要なタスクの優先度が下がることはない。